国際教育オープンフォーラム

国際教育オープンフォーラムが開催されました。

1.題名:国際教育オープンフォーラム
「被災児童生徒への国際支援~今、必要とされることは~」

2.概要
 3月に起こった東日本大震災は甚大なる被害をもたらし、長期間に及ぶ被災者支援が必要となっています。このような中、被災した児童生徒は環境の悪い中、あるいは、同級生と離れた地で、勉学に励んでおり、保健・教育・生活という多面にわたった支援がこれまで以上に必要とされています。他方、世界に目を向ければ、近年、スマトラ島沖地震(2004年)、四川大地震(2008年)、ハイチ地震(2010年)等が起き、数多くの児童生徒が被災しており、これまで様々な国・機関・NGO・市民有志により、被災児童生徒への支援が行われてきました。また、徳島県を含む四国地方では学校現場において東南海・南海地震を想定した防災教育が積極的に実施されており、被災児童生徒に対する支援への関心も高い。そこで、本フォーラムでは、これまで日本・世界で行われてきた支援活動の経験を振り返ることで、今現在被災児童生徒が必要としている支援、児童生徒を受け持つ教員・児童生徒の家族としての心構え、そして、一市民として何ができるのかについて考える機会となることを目指しました。

3.日時
2011年12月17日 13:30~17:00(受付開始13:00)

4.場所
鳴門教育大学地域連携センター1F多目的教室

5.対象者
主に国公私立幼・小・中・高等学校の校長・教員・保護者・学生

6.共催
 JICA四国

7.後援
日本ユニセフ協会、徳島県教育委員会

8.プログラム
(1)講師:平林 国彦氏(UNICEF東京事務所代表)
(2)講師:阿部 友昭氏(宮城県南三陸町立歌津中学校元校長)
(3)講師:島野 智之氏(宮城教育大学准教授)
(4)パネルディスカッション・質疑応答
「被災児童生徒の支援のあり方を考える~支援をする側と支援を受ける側との関係を中心に~」

平林氏よりUNICEFの行ってきた被災児童生徒への援助の内容について詳細に説明されました。また、援助の円滑な実施には受け入れ側の行政の調整能力の必要性について指摘されました。

阿部氏より東日本大震災で被災した生徒への支援が教員・地域社会が一体となって行われた様子が説明されました。これからは特に心のケアが必要であることが説明されました。

島野氏よりNGO・大学の立場として取り組んだ支援の様子等について説明されました。

パネルディスカッションでは活発な議論が交わされました。支援をする側・される側双方が絆を深め、相互に感謝できる関係づくりが大切であるとの共通理解が得られました。