国際教育オープンフォーラム「インターナショナルフェスタ徳島2010」

 平成22年度のフォーラムは,「国際理解教育の姿を探る」と題して,平成22年12月23日(木)午前9時より午後4時まで,以下のような趣旨のもと大学教員並びに国公私立学校教員,援助機関・団体関係者,学生,一般を対象として「鳴門教育大学国際教育オープンフォーラムインターナショナルフェスタ徳島2010~国際理解教育の姿を探る~」をあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)4階大会議室において開催した。

 国際理解教育への関心が国際協力や学校教育あるいは教員養成などにかかわっている人々の間で高まっている。しかし,その背景や理由は必ずしも一様ではない。そのため,国際理解教育の姿も多様なものとなっている。 
また,国際理解教育は,単なる国際交流・異文化交流にとどまらず,平和・人権・人種差別・環境など幅広い内容を含むものである。
 本フォーラムでは,国際理解教育の実践者,国際協力機関・団体,教員養成機関関係者をはじめとして国際理解教育に関心を抱く人々が,それぞれの背景や興味・関心及び実践などを通して眺めている国際理解教育の姿を共有するとともに,立場や背景を越えて,今後の国際理解教育のあるべき姿や枠組みについて考える。

 「国際協力への理解」と「体験型国際交流」のセッションによって構成されていた過去2年間のフォーラムとは異なるテーマを掲げた理由は,「過去2年間のフォーラムの成果を学校教育へとつなげていくこと」,「JICA四国からの国際理解教育推進に関するセンターへの強い要請があったこと」及び「本学が平成22年度からユネスコ・スクール支援大学間ネットワークの構成大学として参加し,23年度からは,センターと学内の教員が連携して活動することとなったこと」などである。
 当日は,5名のパネリストと38名の参加者に加え,田中雄三学長,山下一夫及び清水勇行両理事など3名の本学役員が参加した。フォーラムの運営には,教員教育国際協力センター及び学生課国際交流チームのスタッフが当たり,次のような日程に従い,フォーラムを実施した。当日のプログラムは,次の通りである。

第1部 9:30~12:30
9:30 主催者あいさつ:鳴門教育大学長 田中 雄三
9:45 パネルディスカッション:
「国際理解教育を考える‐国際協力機関/団体,学校及び教員養成学部/大学から」
司会:小澤 大成
パネリスト:
新納 宏(国際協力機構(JICA)四国支部長)
吉田 修(特定非営利活動法人TICO代表)
坂山 英治(高知県四万十町立七里小学校校長)
坂本 暁美(畿央大学准教授)
小野 由美子(鳴門教育大学教授)
第2部 13:30~16:30  ※最終16:30
13:30 第1セッション 「国際理解教育モデル授業」
14:30 第2セッション 「全体討議:国際理解教育の姿を探る」

フォーラムのねらいの達成度評価のために質問紙表による事後アンケートを実施した。設定した質問3の「(1)国際理解教育の様々な姿がわかった」「(2)国際理解教育のあるべき姿を考えることができた」「(3)国際理解教育への理解が深まった」「(4)国際理解教育を実践する際の参考になった」の4つの項目(観点)に対する評価の平均値は,それぞれ3.5,3.4,3.5及び3.4であった。このことは,アンケート調査の回答を見る限りでは,フォーラムのねらいは,ほぼ達成されたもの考えられる。

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フォーラムポスター1.02 MB